2017年3月24日金曜日

開花寸前だが・・・

3月24日(金曜日)
 今日も午後の観測に行きますと数人の方が観測に来られていました。早速花芽の観察をしますと、2輪は開花したのを(写真とは別の場所で)確認したのですが、後に続く花芽がご覧のような様相を呈していたのです。
 そういった状況を加味してか、今日の観測に来た人も目を盛んにあちこち動かされていました。言えば咲きそうな花芽を自分なりに探されていたのでしょう。
 小生も木の裏側や枝先まで確認しましたが、写真のような花芽を見ただけで開花は上記のとおりでした。よって本日の<開花宣言>は致しませんでした。
 今日午後の観測にも行政の方が見えられましたので、明日の式典の準備をして頂くようお願いして散会しました。
 この写真でははっきりしませんが、花芽の先がやや平たくなったら開花直前なのです。未だこの花芽群は先がやや尖がっていますので、ほぼ1日かかるかも知れません。しかし花芽の先がかなり白くなっていますので、開花は時間の問題かもしれませんね。
 数年前の早朝、散歩されている方から突然小生の携帯に電話が掛かって来たことがありました。「花が数輪咲いているから見に来て下さい!」と・・・。
 やはり地元の方も気になるのでしょう。小生たち観測員も今しばらくは、この桜観測に命を懸けている処です。(宇和島市桜観測員I) 
 注)花芽の先が白くなるのは、5層の花びらが徐々に離れて色素が薄くなってくる現象です。

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